2005年10月5日
米空軍はラマディとハディーサを攻撃し、住宅街に空爆をしました。
そして、大規模な攻撃が今、カイムに向かっています。
「憲法に反対する」と言う人々は、死んでいくか、家族を連れて
家を離れるしかありません。しかし、それは行く場所を見つけられた
ラッキーな人たちに限ります。
私も、家族を連れてラマディの外のどこかへ逃げようと思いました。
しかし、安全な場所などどこにもないのです。西へ行けば「死」を
意味し、東へ行けばファルージャですが、そこへの道はふさがれて
います。結局、私は家に留まるしかありません。どこへ行っても、
掃討作戦中だからです。
今、大きな試みが行われようとしています。
「本当の民主主義」を求める、「本当の試み」です。
私は「この憲法には賛成できない。反対する」と言いたい。
しかしそれは、米軍や政府が私を殺すということを意味します。
私だけではなく、家族も、家屋も壊すことを意味するのです。
どうすればいいのでしょう?「賛成」と言うべきなのでしょうか?
もし、私が「賛成」に投じれば、彼らは私を殺さないかもしれません。
しかし、次の世代は自己中心的な政党により多くの戦争を強いられる
かもしれません……。やはり私は「反対」という選択をし、そして
それを貫こうと思います。なぜなら私は「アメリカ式の民主主義」
ではなくて、「本当の民主主義」を信じているからです。