2005年1月23日
今日、僕は自分の町ラマディへの長い帰路についた。
ヨルダンの首都アンマンから、イラク人ドライバーのGMC(4輪駆動車)に乗り込んだ
のは夜の9時35分だった。
国境までの道のりは長く5時間以上もかかり、そして退屈だった。みな眠たくて仕方が
なかったけれど、誰も眠る者はいなかった。
僕らは、国境を越えた直後に何が起きるかわからない、ということを常に気にかけていた。自分の身に起こらないとしても、自分の家族の誰かに何かが起きるかもしれない。
アンマンにいる間は、どうしたって家族とは連絡が取れないのだ!